10月から選定療養制度が始まります。対象となる場面や、除外されるケースなど非常に複雑となっているため、事前に患者に対する周知に取り組むことが重要となってきます。
また医療DX推進体制整備加算の経過措置が終了しマイナ保険証の利用実績が求められます。医療DX推進体制整備加算は名称の通り「医療DX体制」を整備するための加算です。マイナ保険証の利用率はそのスタートラインでしかなく、その先まで張り巡らされる伏線を理解し、取り組む必要があります。
2024年は医療DX元年であり、2025年は「電子処方箋元年」と呼べる年になりそうです。
今回はこの２つの制度について、基礎から応用まで解説をしていきます。